ETC EosのStaging Modeとは?

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Staging Mode(ステージングモード)は、照明の変更を一時的にプレビューできる機能です。実際の出力(Live)や編集画面(Blind)にすぐに反映するのではなく、一度変更内容を確認し、適用するか破棄するかを選べるのが特徴です。


Staging Modeの使い方

  1. Staging Modeの開始
    LiveまたはBlindモードで、[Staging Mode]または[Stage]キーを押すと、画面上に「Staging Mode」と表示され、モードが有効になります。
    → この状態で行った変更はオレンジ色で表示され、まだ適用されません。
  2. 変更内容のプレビュー
    • 変更した内容は、オレンジ色で表示されるため、実際に適用する前に確認できます。
    • Augment3dタブを開いている場合、3D空間でも変更をプレビューできます。
    • [Stage]キーのLEDが点灯し、Staging Modeが有効であることを示します。
  3. 変更を適用する(LiveまたはBlindへ反映)
    • [Copy To] [Enter] を押すと、変更をLiveまたはBlindに適用できます。
    • [Copy To] <Sneak> <5> [Enter] のように入力すれば、スムーズなフェードで変更を適用可能です。
    • 適用後、変更データは「手動データ(赤色)」として表示され、キューに記録するには[Record][Update]が必要です。
  4. 変更を破棄する(元に戻す)
    • [Staging Mode]または[Stage]キーを再度押すと、「Clear Staging Mode」がコマンドラインに表示され、変更を破棄できます。
    • Staging Modeを終了すると、適用されなかった変更はバッファに保存され、次回Staging Modeに入った際に再利用できます。
    • バッファに保存された状態でStaging Modeを終了すると、[Stage]キーのLEDが点滅します。

Staging Modeの活用例

  • リハーサル時の微調整
    変更をすぐに適用せず、一時的に調整を試すことができるため、演出家と確認しながら進めやすい。
  • デザインの比較
    変更後の見た目を確認し、適用前と比較して最適な照明を選択できる。
  • 誤操作の防止
    すぐに変更を適用しないため、誤って照明を変えてしまうリスクを減らせる。

まとめ

Staging Modeを使うことで、照明の変更を一時的にプレビューし、必要に応じて適用・破棄できるため、安全かつ効率的にプログラムを進められます。特にリハーサルや事前調整に役立つ機能です。

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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