【Ion Xe & Ion Xe 20とは?】小さなボディに本格性能。照明の“はじめの一歩”に最適なコンソール

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こんにちは。日本コーバン舞台照明事業部です!

今回は、ETC Eosファミリーの中でも特に人気の高い照明卓、「Ion Xe(アイオン・エックス・イー)」と「Ion Xe 20」をご紹介します。


目次

🎛️ Ion Xe / Ion Xe 20ってどんなコンソール?

ETCの「Eosファミリー」照明卓は、世界中の劇場、ライブ、テレビ、教育現場で使われている舞台照明のプロツールです。

その中でも「Ion Xe」シリーズは、こんな人や現場にぴったりです:

  • 初めて本格的な照明卓を使う
  • 限られたスペースや予算で導入したい
  • 高度なプログラミングにも対応したい
  • 劇場や学校、公民館、移動公演などで運用したい

📦 モデルの違い:Ion Xe vs Ion Xe 20

モデル名特徴
Ion Xe基本的なEos機能をすべて搭載したコンパクトモデル。フェーダーなしで外部操作にも対応。
Ion Xe 20Ion Xeに20本のフェーダーと専用ディスプレイを追加。手元での操作がしやすく、サブマスターやチャンネルコントロールも直感的。

どちらも、ソフトウェアは上位モデル(Apex, Gio)と同じなので、学習コストはそのままに、サイズと予算をコンパクトにできるのが最大の魅力です。

Ion Xe
Ion Xe 20

✨ 何ができるの?Ion Xeシリーズの主な機能

  • 本格的な照明プログラミングが可能
     明るさ(インテンシティ)や色、ムービングの動きなど、1つ1つの動作をCueに記録。
  • 視覚的な操作もバッチリ
     Magic Sheet機能で、舞台の図面上から灯体をタップして操作。直感的なUI。
  • 3Dビジュアライザー“Augment3d”対応
     舞台の構造や照明の当たり方を立体的に確認しながらプログラミング。
  • ピクセルマッピング/Virtual Media Server
     LEDパネルやテープライトも“映像感覚”で制御できる先進機能。
  • ネットワーク対応で多卓運用や遠隔操作もOK
     複数のコンソールでの共同作業や、舞台袖などからの操作も可能。

🛠️ こんな現場にオススメ!

利用シーン理由
高校・大学の演劇部プロの照明体験を学べる教育用途に◎
小劇場・市民ホール本格的な演出照明にコンパクトで対応
移動公演・ツアー現場持ち運びしやすく、セッティングも簡単
映像・イベント・展示会色や動きを使った演出照明で空間に付加価値

🧑‍💻 こんなプログラミングができます(例)

  • Cue 1:インテンシティ100%で明るく照らす
  • Cue 2:3秒かけて青色に変化(カラー)
  • Cue 3:ムービングライトが客席から舞台へスイープ
  • Cue 4:スポットだけ残して他を暗くする演出

これらをキュー(Cue)として記録しておけば、たった1つの「GO」ボタンで正確に再現できます。


✅ まとめ:Ion Xeシリーズは“照明のプロへの入り口”

特徴説明
小型で本格派上位卓と同じ操作性+省スペース設計
教育・実演両対応プログラムから本番運用までオールインワン
学びやすく現場でも強いEos共通のUIで上位モデルへのステップアップもスムーズ

📩 日本コーバン舞台照明事業部では、Ion Xeシリーズの導入相談・デモ・講習会・レンタルも行っています。

「これから照明を学びたい」「簡単に導入できるプロ用卓が欲しい」
そんなお声に、全力でお応えします!

Ion Xeシリーズの実機を触ってみたい方は、お気軽にお問い合わせください。

現場に合わせた機材・ソフトのご提案、バージョン統一に関する技術サポートなども対応可能です。

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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