Eosコンソールのキュー操作には、シームレスな演出を可能にする便利な機能がいくつかあります。その中でも特に重要なのが「Follow」と「Hang」です。これらの機能を活用することで、スムーズなキューの進行を実現できます。今回は、それぞれの違いや使い方を詳しく解説します。
1. Followとは?
**Follow(フォロー)**は、あるキューが実行された後、設定した時間が経過すると自動的に次のキューが実行される機能です。
【使い方】
- キューを記録する際に、Follow時間を設定します。
- 指定した時間が経過すると、次のキューが自動的に再生されます。
【コマンド例】
[Cue] 5 [Shift] & [Delay] 8 [Enter]
このコマンドは、キュー5の実行から8秒後に次のキューを自動的に実行します。
また、[Cue] を押すとソフトキーの Hg/Fw(Follow)を使用して入力することも可能(1度押し) です。
【活用例】
・音楽や映像と同期した照明演出 ・オペレーターが手動でキューを送る必要のないシーンの制御
2. Hangとは?
**Hang(ハング)**は、Followと同じく自動で次のキューを実行する機能ですが、キューの実行開始ではなく「完了」からの時間を基準にします。
【使い方】
- キューが完了した後のHang時間を設定します。
- 設定した時間後に次のキューが自動的に再生されます。
【コマンド例】
[Cue] 5 [Shift] & [Delay] [Delay] 8 [Enter]
このコマンドは、キュー5が完了してから8秒後に次のキューを自動的に実行します。
また、[Cue] を押すとソフトキーの Fw/Hg(Hang)を使用して入力することも可能(2度押し) です。
【Hang 0秒を活用する】
Hangは0秒でも設定可能で、その場合は前のキューのフェードが完了した直後に次のキューが実行 されます。これを活用すると、シームレスなシーン転換 を実現できます。
【活用例】
・フェードアウト後に次のキューをスムーズに実行する ・舞台転換が完了するタイミングを見計らって次の演出を開始する
3. FollowとHangの違い
機能 | 動作基準 | 設定方法 |
---|---|---|
Follow | キューの実行開始時からの時間で次のキューを実行 | [Shift] & [Delay] または Fw/Hgソフトキー1度押し |
Hang | キューの完了後の時間で次のキューを実行 | [Shift] & [Delay] [Delay] または Fw/Hgソフトキー2度押し |
Followはキューの開始からカウントを始めるのに対し、Hangはキューの完了後にカウントが始まる点が大きな違いです。
また、FollowやHangを設定する際は、必ず0秒以上のタイムを指定する必要があります。時間指定がないと、FollowとHangをキューに反映させることができません。
4. FollowとHangの応用
✅ FollowとHangを使い分けるポイント
- Followは連続した演出をスムーズにつなげたい場合に適用。
- Hangは一つの動作が完了した後、一定時間待ってから次の演出を開始する場合に適用。
✅ 組み合わせて使用する例
- 例えば、シーン転換の照明が完全に消えた後(Hang)、新しいシーンの照明が一定のタイミングで点灯(Follow)するように設定することで、よりダイナミックな演出が可能になります。
5. まとめ
FollowとHangをうまく活用することで、より精密で洗練された照明操作が可能になります。適切なタイミングを設定することで、オペレーターの負担を軽減しながら、スムーズな演出が実現できます。
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