「[Assert] + 該当フェーダーの {Load}
」という操作、実は Blindで編集した内容を、今ステージで再生中のキューに反映させる裏技的な手法 なんです。
目次
🔍 なにをやっているのか?
この操作は、以下の2つの意味があります:
Assert
= 「再生中のキューをもう一度出力しなおして!」 という命令{Load}
= 「このフェーダーにアサインされたキューを対象にする」
つまりこの組み合わせは、
✅ 「今再生中のCueの内容を、もう一度出力し直して、Blindでの変更も反映させる」
という動作になります。
⚙ なぜこれが必要?
Eosでは Blindモードで編集した内容は自動で出力には反映されません。
そのため、以下のような状況が生まれます:
- Cue 10 が Live で再生中
- Blindで Cue 10 の色を変更した
- → ステージ上は変更されないまま
そこで Assert
を使うことで、Eosに「もう一度 Cue 10 を強制的に出力して!」と指示するわけです。
🔧 実際の使い方例
- Live中に Cue 20 を再生中
- Blindで Cue 20 のフォーカスを修正
- Blindを閉じずに:
[Assert]
を押しながら、その Cue が載っているフェーダーの{Load}
ボタンを押す
💡 これでBlindでの編集内容がLiveに反映されます!
✋ 注意点
- この操作は「Assertできる対象」がアサインされているフェーダーであることが前提です(Submasterなどは対象外)。
- マルチキューリスト環境で使用する場合は、どのCue Listが出力権限(ownership)を持っているかに注意する必要があります。
✅ まとめ
操作 | 意味 |
---|---|
[Assert] + {Load} | フェーダーに載っているCueを 再出力(Blindでの変更を反映) |
[Go To Cue] [Enter] | 同じ効果だが、コマンドライン操作(少し遅れることもある) |
使う場面 | Blindで編集 → すぐステージに反映したいとき |