【新製品紹介】視界が限られた調光室にもフィット!新登場「Eos Apex FP」

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こんにちは、日本コーバン舞台照明事業部です。

Eosファミリーのフラッグシップモデルとして高い評価を得ている「Eos Apex」シリーズに、新たな仲間が加わりました。その名も――

目次

Eos Apex FP

これまでのApexシリーズは、大型モニターや広い操作面が魅力でしたが、その分「スペースを取る」「モニターが邪魔でステージが見えにくい」といった悩みもありました。
Apex FPは、そうした課題を解決するために誕生したモデルです。


◆ コンパクト設計で、どこでも“最上級の操作環境”を

Eos Apex FPは、モニター非搭載のヘッドレス設計。そのため、非常にスリムで軽量。設置場所の自由度が高く、視界の限られた調光室や限られたスペースの現場でも、Apexの高機能をそのまま活かすことができます。

外部モニター(最大3台まで対応)は好みの位置に配置可能。これにより、ステージの見通しを確保しながら、理想のワークフローを構築できます。


◆ フルスペックの操作性と柔軟なカスタマイズ性

Eos Apex FPは、サイズがコンパクトになっても操作性や拡張性は妥協していません。以下のような先進的な機能をすべて搭載しています:

  • 5本の60mmモーター付きフェーダーと5つのスクロールホイール(最大100ページ)
  • OLEDバックライト付きターゲットキー(ユーザー定義可能)
  • 高精細エンコーダーディスプレイとハプティック付きタッチパネル
  • 拡張キーパッドとソフトキーパッド
  • ブックライトやUSB充電ポート、内蔵キーボードトレイ など

さらに、I/O Garageを搭載しており、ショーごとに必要なDMX、MIDI、SMPTEなどの出力モジュールを自由に組み合わせて使用できます。


◆ ネットワークにも強い!次世代対応のポート構成

Eos Apex FPには、以下のようなプロフェッショナル向けネットワーク機能が搭載されています:

  • 4つのGigabit Ethernetポート(PoE++対応)
  • 2つの10-Gigabit SFP+ポート(光ファイバや銅線に対応)
  • sACN / Art-Net によるネットワーク出力
  • USB-A ×8、USB-C ×6ポート
  • OSC、MIDI、SMPTE、アナログ入出力にも対応

将来的には、Wi-FiやBluetoothのアクセサリ接続にも対応予定。持ち運びにも強く、どんな現場にも柔軟に対応できます。


◆ こんな現場におすすめ!

  • 舞台が見えにくい調光室
  • 設置スペースが限られている仮設現場
  • 自由なモニター配置が求められる中継・配信系イベント
  • フルスペックのプログラミング機能をコンパクトに持ち込みたい現場

◆ スペック概要

項目内容
出力数最大24,576(48ユニバース)
モニター外部DisplayPort接続(最大3台)
寸法W864×D648×H180 mm
重量約31.3kg
電源100-240V / 約5A
同梱品マウス、キーボード、Littlite、ARターゲット、ダストカバー など

まとめ

「Eos Apex FP」は、限られたスペースでも妥協しない操作環境を求めるプロフェッショナルのために開発された、まさに**“究極の省スペース卓”**です。

これまでApexシリーズの導入を迷っていた方も、ぜひ一度チェックしてみてください。


ご質問・デモのご希望があれば、日本コーバンまでお気軽にご連絡ください!

📩 日本コーバンでは、Eosの使い方講習や設定などの現場サポートも承っています。

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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