【Eos Apexシリーズとは?】照明プログラミングの可能性を最大限に広げる、ETCのフラッグシップ卓

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こんにちは、日本コーバン舞台照明事業部です。
今回は、ETCが誇る照明制御卓の最高峰──**「Eos Apex」シリーズ(5・10・20)**をご紹介します。

Eos Apexシリーズは、コンサートホールやオペラ劇場、ミュージカル、ライブイベント、放送局など、複雑で大規模な照明システムに対応するために設計されたプロフェッショナル仕様のコンソールです。

でも…

💭「初心者に関係あるの?」
💭「見た目がすごすぎてよく分からない…」

そんな方にこそ知ってほしい、**Apexが“なにをする機材なのか”と、“何ができるのか”**を、わかりやすく解説します!


目次

💡 そもそも照明卓って何をするの?

照明卓(コンソール)は、「どの照明を、いつ・どんな明るさ・色・動きで使うか」を記録・再生するための“指揮者”です。

Eosシリーズでは、この設定情報を「Cue(キュー)」として記録しておき、「GO」ボタンひとつで正確に再現できます。
また、以下のような照明演出の核となる機能を備えています:

  • インテンシティ(明るさ)の制御
  • カラー(色)の調整
  • ムービングライトの位置・動きの指定
  • ピクセルマッピングでの映像的演出
  • タイミング・エフェクト・自動再生の制御
  • MIDIやSMPTEとの同期(音楽や映像と連携)

🚀 Eos Apexシリーズの魅力とは?

Eos Apexは「照明デザイナー・プログラマーのための最高の作業空間」を追求したコンソールです。

機種特徴対象
Apex 5コンパクト+高性能ツアー用途や中小劇場など
Apex 10バランス型、複雑な現場に最適大規模な劇場・イベント
Apex 20最大級の操作面・物理フェーダー数放送局・大型ホール・複数演者対応現場

✅ 全モデル共通の主な特徴:

  • Eosソフトウェア搭載:初心者にも扱いやすい直感的な構文
  • 4Kタッチスクリーン:高精細・タッチ操作で視認性抜群
  • フィジカルフェーダーとエンコーダー:直感的な操作性
  • Magic Sheet/Augment3d 対応:3DビジュアルプログラミングもOK
  • 最大24,576出力対応:大規模システムに余裕で対応

🎯 Apexでできる照明プログラミングとは?

Eos Apexでは、**“今までは卓で再現しきれなかったような複雑な光の動き”や、“時間・空間・色彩の組み合わせ”**を、的確かつ再現性の高い形で記録できます。

たとえば:

  • 同時に数百台の灯体の色や動きを演出
  • シーンによってフェーダー構成を瞬時に変更
  • ターゲットキーによって俳優ごとのプリセットを瞬時に呼び出し
  • イベントによってMediaサーバーと連携し映像照明をミックス

👶 初心者にもApexは関係あるの?

はい、あります!

Apexはプロ向けですが、“覚える順番”を守れば初心者でも操作可能です。
Eosシリーズの最大の魅力は、上位機種も下位機種もソフトウェアが共通ということ。

つまり、Eos Apexで覚えたスキルはIonやElementでも使えますし、その逆もOK!

Apexは、照明を仕事にしたい人にとって、一度は触ってみてほしい夢の操作環境なのです。


🛠️ 日本コーバンができること

  • Eos Apexの導入サポート・現場デモ・教育研修
  • 機種選定のアドバイス(スペースや用途に応じて)
  • 照明プログラミング講習の実施(学生・教育機関・現場向け)

「うちのホールにはどれが合う?」
「イベントで使ってみたい」
「教育用で最新の卓を触らせたい」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください!


✅ まとめ

Eos Apexは、ただの「豪華な卓」ではありません。
それは、光で感情と空間を描き出す、あなたの“創作の道具”です。

特徴内容
Eosソフト共通他の機種と操作性を共通化
高性能な操作系統高解像度タッチ、物理フェーダーなど
将来性複数ユーザー・大型システムに対応
プロユース対応全国の劇場や放送局で採用実績あり

📩 ご希望があれば、この記事をPDFや画像にまとめて配布用資料にもできます。ご相談ください!

現場に合わせた機材・ソフトのご提案、バージョン統一に関する技術サポートなども対応可能です。

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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