舞台照明で留学するためのステップ:トミーの体験談【前編】

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こんにちは!トミーです。現在29歳の私が、19歳でアメリカ西海岸の大学に留学した時の体験をもとに、舞台照明を学ぶためのステップについてお話しします。高校を卒業してから1年間、日本の英語の語学学校に通った後、アメリカに留学しました。ミュージカルが好きだというシンプルな理由からスタートした私の留学経験を、これから舞台照明の道を目指す方々の参考にしていただければと思います。

学歴の目標を決めることの重要性

まず、アメリカで舞台照明を学ぶ際には、目指す学位を決めることが非常に重要です。取得できる学位には、以下のようなものがあります。

  • Certificate Degree(専門学校卒業に相当する資格)
  • Associate Degree(準学士)
  • Bachelor Degree(学士)
  • Master Degree(修士号)

特に舞台照明の分野では、マスター課程に進むと非常に専門的なプログラムを提供している学校もありますが、Certificate Degree以外のコースでは一般教養科目も履修しなければならない点を忘れないでください。

私自身も、天文学(アストロノミー)や政治学(ポリティカルサイエンス)などの一般教養科目にかなり苦労しました。特に、英語で英語を学ぶという環境での作文の宿題は、大変な思い出として今でも鮮明に残っています。

TOEFLのスコアは未来を左右する

次に、アメリカの大学に進学するためにはTOEFL(Test of English as a Foreign Language)の点数が非常に重要です。TOEFLは、アメリカの大学に進学する際に必要な英語力を測るテストで、いわば大学入試の共通テストのようなものです。このスコアによって進学できる大学が決まります。

学校によっては「最低○○点以上」という基準が設けられており、受け入れられるスコアは大学ごとに異なります。そのため、進学したい大学のInternational Student Center(国際学生センター)に問い合わせ、必要な点数を確認することが非常に大切です。私も、自分の希望する学校に進学できるかどうか、このスコアで何度も悩みました。

学校選びのポイントは設備に注目!

学校を選ぶ際に私が重視したポイントは、その学校がどのような照明機材を持っているかという点でした。私が最初に通ったコミュニティカレッジには、ETCのコンソールHigh Endの照明卓、さらにヨーロッパ製のムービングライトなど、豊富な機材が揃っていました。

学校のウェブサイトでこれらの機材情報を確認することで、自分に合った設備が整っているかどうかを見極めることができます。照明の専門技術を学ぶ上で、実際に使う機材が自分の目標に合ったものかどうかは、非常に大きなポイントです。


次回は、アメリカの大学でどのようなプログラムや授業内容を確認すべきか、実践的な経験の積み方について詳しくお話しします。ぜひお楽しみに!

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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