トラッキングモードとキューオンリーモードの切り替え方法

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こんにちは、皆さん!今日はEos Family Console のトラッキングモードとキューオンリーモードの切り替え方法について解説します。
Eos を使っている方にとって、トラッキングは重要な機能です。
デフォルトで有効になっているこの機能は、ムービングライトなどのプログラミングに欠かせません。

目次

トラッキングとキューオンリーモードの違い

  • トラッキングモード: これは、キュー間の変更を追跡し、前のキューから次のキューへ自動的に情報を引き継ぐモードです。これにより、効率的なプログラミングが可能になります。
  • キューオンリーモード: このモードでは、各キューを独立したルック(景)として記録します。特定のシーンごとに明確な設定を保持したい場合に便利です。

トラッキング機能の詳細
トラッキング機能の詳しい説明については、Eos オペレーションマニュアルやEos Video Learning Series を参考にしてください。これらのリソースには、機能の仕組みや利用方法が詳しく説明されています。

Eos のバージョンが3.2 以上であることを前提に、トラッキングモードとキューオンリーモードの切り替え手順を紹介します。

  1. CIA を開く
    Eos のコンソール画面で、中央インフォメーションエリア(CIA)を開きます。
  2. Setup を選択
    セットアップボタンをクリックします。
    • User ソフトキーを選択
      {User}ソフトキーを選択するか、セットアップの下にあるユーザー設定をダブルクリックします。
  3. モードの切り替え
    “Track”と書かれたボックスをクリックして、Cue Only Mode とTracking Modeを切り替えます。

[Q Only / Track] ボタンの機能は、コンソールがどちらのモードにあるかによって異なります。デフォルト以外のアクションを実行するため、Tracking Mode の場合はコマンドラインに”CueOnly “と表示されます。

Eos Family Console でトラッキングモードとキューオンリーモードの切り替えが簡単に行えます。各モードの特性を理解し、適切に使い分けることで、効率的で効果的なプログラミングが可能になります。

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この記事を書いた人

こんにちは、Tommyです。日本コーバン株式会社の舞台照明事業部で働いています。舞台照明、特にミュージカルやお芝居が大好きで、大学時代にはブロードウェイミュージカルへの情熱からアメリカに留学しました。大学ではもちろんシアターを専攻し、そこで照明デザインやプログラミングを学びました。

休日にはブロードウェイミュージカルを観に行くのが趣味で、頭の中はいつもお芝居と舞台照明のことでいっぱいです。今、特に力を入れているのは、ETC Eosという照明卓の素晴らしさを広めること。このブログを通じて、照明やプログラミングがもっと身近になるように、そして皆さんの作品作りに少しでも役立てるよう、頑張りたいと思っています。

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